北海道室蘭栄高等学校 
 

SSH(平成28年度)

SSH
2016/06/16

試行錯誤実験 仮説実験

| by muroransakae

理数科1年生SSH基礎「試行錯誤実験」「仮説実験」

    

 1年生のSSHの授業では、6月9日に試行錯誤実験、6月16日に仮説実験が行われました。

 試行錯誤実験は、この実験の目的は、何かを研究する上で、試行錯誤の必要性を実感してもらうことです。各グループに「ピンポン球がなるべく長い時間転がる構造物を画用紙で作成せよ」という課題を与え、班内でアイディアを出し合って、制限時間内に作成して、競い合いました。

 班ごとに様々な工夫をこらし、ユニークな発想も飛び出しましたが、各班1時間という制限時間内に作り上げることに悪戦苦闘。なかなか試行錯誤して、改良するところまで至らなかった班が多かったようです。各班2度のチャレンジで良かった方を記録としました。

記 録
1位 5組10班(記録23″16)
2位 5組8班(記録23″00)
3位 6組10班(記録17″62)

 仮説実験は、班で仮説をたて、その仮説が正しいか実験してみる、というものです。まだ物理で習っていない振り子の実験に取り組みました。単振動の振り子の周期(一往復する時間)を決める条件が何であるか、おもり(5円玉)の数? ひもの長さ? はじめのおもりの高さ? いろいろな仮説が出された後、実験開始。その結果は意外にも・・・・。

 研究する上では、仮説をたてることが非常に大切です。根拠のある仮説をたてることが、その研究の行方をほぼ決めると言って良いほどです。この経験を是非来年の課題研究に活かして欲しいものです。


16:15
2016/06/15

SSH全校講演会

| by muroransakae

SSH全校講演会

    
    
【日程】
平成28年6月15日(水)5,6時間目
【場所】
本校体育館
【目的】
 世界で活躍する理数系研究者の講演を聴くことにより、自然科学に対する興味・関心を喚起し、科学的思考力の向上、理数系の研究活動についての理解を深めるとともに、生徒の進路意識の高揚を図る。
【対象】
全校生徒
【講演】
「生きている限りの自立」を目指す
東京理科大学教授 小林 宏 先生
【生徒感想】
  • 高齢化する社会で、一生自分で生活していくための技術は必要になっていくと思った。現在必要とされている技術を開発し、社会に貢献していくことが大切だということがわかった。【2年男子】
  • 自立支援の要介護者向けロボットというのはとても興味がある内容でした。その実現を目指す中で労働環境改善やリハビリなど他の分野にも役立っているのを見てとてもすばらしいと思いました。【3年女子】
  • マッスルスーツを使って歩けるようになった方々の動画には衝撃を受けました。今後の自分の進路を考える上で、とても良い経験になりました。【1年男子】
  • 自分はものづくりが好きであることに気づけたので、自分の進路の道が広がった。社会貢献につながる仕事は素敵だと思いました。【1年女子】

16:24
2016/05/24

課題研究

| by muroransakae

理数科2年生課題研究に奮闘中(5月24日~12月)

 1年次のSSH基礎に続き、2年生のSSH探究の授業の大半を占めるこの課題研究。今年度は17テーマに分かれ、ほぼ毎週火曜日の5、6時間目に、それぞれの課題に取り組んでいます。5月25日からスタートし、12月16日のポスター発表会、年度末までにまとめる論文製作に向けて継続していきます。

課題研究テーマ
  1. 鳴き砂について
  2. 効率的な火おこしについて
  3. 歩行ロボットの研究
  4. 太陽電池の廃棄問題
  5. 燃料電池
  6. 計算で探る物質の構造
  7. メッキ
  8. 「原形質流動」の継続研究
  9. 珪藻から川の環境を見つめてみよう
  10. きのこについて
  11. 原生動物の培養法とその特性
  12. 今と昔の地形を比較する
  13. 有珠山の噴火にともなう地形の変化
  14. 洞爺湖のモデル&決壊実験モデル
  15. 整数の性質の研究
  16. 「道民が愛する北海道新幹線」について科学する
  17. 小学生対象理科実験教材開発

16:23
2016/05/19

地域巡検

| by muroransakae

地域巡検「洞爺湖有珠山ジオパーク巡検」

   

 
日時
1年5組 平成28年5月18日 (水)
1年6組 平成28年5月19日 (木)
場所
洞爺湖有珠山ジオパーク地域
目的
①  地域の生きた素材を活用しながら,自然のダイナミズムについて理解を深め,  自然現象への興味・関心を高め,必要な知識を身につける。
②  地域の自然観察を通して,自然現象と人間生活を関連づけて考察する姿勢を身  につける。
内容
① 洞爺湖有珠山ジオパークについての学習
② 西山山麓周辺の観察,調査活動
③ 金比羅山山麓の観察
 大地の変形を示す様々な証拠を探したり,断層を直接観察することにより,噴火活動に伴 って過去にこの場所でどのようなことが起こったのかを推定する。
講師
主講師 横山 光 北翔大学 教育文化学部 教育学科 准教授
副講師 阿部英一 北海道室蘭栄高等学校 教諭
引率
18日 神山教諭、植野教諭、小野教諭
19日 神山教諭、荒谷教諭、菊地教諭
生徒感想
  • 巡検に行く前は、断層で地面がどのように変化して、建物などにどのような影響が出るのかわからなかったが、実際に目で見てその影響のすごさが実感できた。(理数科1年男子)
  • 2000年の有珠の噴火は、死者数0と聞いていたので、被害など無かったように思っていたが、実際には建物や道路など、たくさんの被害が出ていたことがわかった。アパートのバラバラになった跡が印象に残り、火山の近くに住む私たちは、いつでもそれなりの準備と覚悟が必要だと思った。(理数科1年女子)
  • 地域巡検の事前学習×実際の巡検での説明で、火山や地殻変動などの理解が深まった。特に印象に残ったのは、幼稚園跡での調査で、噴石の大きさと量に驚かされた。そこでは、噴石についての新たな発見をすることができた。(理数科1年男子)
  • 西山火口では、下から暑い空気が上がってくるのと、湯気がはっきり見えたのが印象的だった。土(アソ)の色が場所によって違う事も興味深かった。(理数科1年女子)

16:28
2016/04/28

火山防災講演会

| by muroransakae

火山防災講演会

  
日時・会場
平成28年4月28日(木)5、6校時 本校視聴覚教室
目的
 有珠山噴火の歴史、火山に関わる自然災害・防災への取り組みを学ぶことで、自然科学に対する興味・関心の向上と、深い知識を得る。また、自然と人間との関わりについて実感を伴った理解を得る。
対象
理数科1年生
内容
 「続発する自然災害にどう向き合うか?~有珠山からのメッセージ~」というテーマで 有珠山の噴火の歴史及び地質学的特性、火山や地震に係わる防災学、有珠山周辺の自治 体の取り組み等を紹介した。
講師
岡田 弘 北海道大学名誉教授(環境防災総合政策研究機構理事)
生徒感想
  • 「過去の経験を糧にする」という言葉が心に残った。災害はいつ起こるか分からないが、過去の記録や被害からどのような準備をしておくべきかを考えることが重要だと感じた。(理数科1年男子)
  • 観光地であるがゆえ、ハザードマップを受け入れていなかった過去があったことにおどろいた。過去の災害対策についてもっと学び、これからの防災対策はどうあるべきかをしっかり考えたい。(理数科1年女子)
  • 「何でも警戒すればよいものではない」と言われたところに、岡田先生の災害に対する大きな構えを見ることができた。災害には、冷静さが何よりも大切であると思った。(理数科1年男子)
  • 災害を防ぐために最も大切なことは、人間関係やコミュニケーションだと聞いて、私が今最も欲していて、持っていないものである。きっと、災害では二次災害に遭う可能性が高いのだろうなと、微妙な気持ちになった(理数科1年女子)
  • 減災をするためには、一人一人が災害について普段から意識をして、知っておくことが不可欠だと思った。私ももう少し、火山や地震について知っておくべきだと感じた。(理数科1年女子) 

16:37

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